Translate

2016年6月10日金曜日

「恐竜博2016」、東京開催は、間も無く閉幕

一日延ばしにしていた、東京上野公園の国立科学博物館へ「恐竜博2016」を観に行ってきた。

梅雨の合間の晴天、しかも夏日となり公園内の緑も鮮やかだ。三々五々やって来るギャラリーも、老若男女を問わず、また、恐竜好き?のチビッ子が意外に多いのは何時もながらのこと。

照明はやや暗めでヒンヤリした館内を進むと、恐竜の中で高い人気を誇るティラノサウルスと、史上最大の肉食恐竜スピノサウルスが対峙する迫力のステージが出現した。


全身復元骨格が完成したティラノサウルス「スコッティ」は、これまで発見されたティラノサウルスの中でも最大級の大きさを誇る。
後ろ足で立ち上がり、口を大きく開けたポーズは、何時もながらド迫力だ。

相対するスピノサウルスは全長約15m、前足に比べて後ろ足と骨盤がきゃしゃな事から、肉食恐竜では初めて四足歩行していた可能性があり、また、恐竜で初めて水中にまで行動範囲を広げていた可能性も出てきた。


その隣のフロアーでは、世界でまだ1体ずつしか発見されていない、カスモサウルスとパラサウロロフスの貴重な赤ちゃんの実物化石の全身骨格も初来日している。

展示スペースは、それほど広くは無いが、この二大肉食恐竜の競演は、DINOファンには必見のイベントだろう。なお、東京開催は6月12日(日)まで、その後は、7月から北九州市、9月からは大阪市での開催へと続くようだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿