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2014年11月6日木曜日

レンズ・スタイル・カメラで撮ってみたが、

発売から丸一年が経ち、思案していたが、遂にソニーのデジカメ DSC-QX10 を手にした。
レンズ・スタイル・カメラって、聞き慣れないが、見ての通り液晶モニターが無いデジカメだ。具体的には、ソニーのコンデジ WX200 から液晶モニターとボディーを外したようなモノに近い。
ソニーのレンズ・スタイル・カメラ DSC-QX10

つまり、液晶モニターは、手持ちの iPhone やスマホの液晶画面で代用するのが、コンセプトになっている。
まぁ〜他力本願だが、これはこれで今までに無い撮影の仕方も考えられるだろう。
幼児や犬ネコ目線のローアングルとか、大勢の人の頭越しのブラインド・ショットも難なく出来そうで、意外な画像も撮れそうだ。

スペックとしては、
ソニーGレンズ 25〜250mm
光学手振れ補正付き10倍ズーム 
裏面照射型1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー

まあまあスペック的には平凡だが、工夫次第では非凡なシーンも撮れそうだ。

実際に使ってみたが、電源ONからシャッターを押すまでに、やらなければ為らないことが多くて、急場の用を為さない。つまり、

起動までに時間がかかる
 iPhone やスマホと Wi-Fi 接続をしてから、専用のアプリも立ち上げる必要がある。
転送というプロセスが必要
 撮ると、本体メモリーと同時に iPhone やスマホへもデータを送るため時間が掛かる。
シャッターチャンスを逃しがち
 シャッターボタンはボディーの横にあり、コンデジの様に人差し指で押すのは難しい。

まだまだ、使いこなすまでには、時間が必要だが、その時その場で、手持ちの iPhone やスマホで事足りるのであれば、レンズ・スタイル・カメラの出番は無さそうだ。
今更に思うが、発売から今日までの一年間に、レンズ・スタイル・カメラを持っている、あるいは、撮っている人と出会ったことは無い。

この DSC-QX10に一番期待しているのは、光学手振れ補正付き10倍ズームだ。

歴代の iPhone では苦手な、至近距離でパースの少ない画像が撮れたり、ライトアップに映える東京タワーやレインボウブリッジの夜景にシッカリとピントを合わせて撮れることが必須なのだ。

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