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2014年3月20日木曜日

東京タワー、3.11の震災以降まだまだ続く工事

三田通りからの全景
芝公園内にある東京タワーでは、バックアップタワーとしての鉄塔上部の改修・補強工事がまだまだ進行中だ。主として、特別展望台(250m)から最頂部(333m)までだが、東日本大震災の大揺れで、くの字に曲がった最頂部のアンテナ柱の取り替えは既に完了している。

もともと、地デジ化で用済みになる、これまでのアナログTV放送用アンテナをFM放送用に更新することになっていたが、それ以前に、被災し曲がっていたものだ。
都内でも震度五規模の大揺れで、先端部のアンテナ支柱が曲がったまま四ヶ月半、七月二十四日のアナログ放送終了日まで電波を出し続けていた。

円筒形の地デジ用アンテナの上に
ある、工事用の作業現場の仮囲い
新しいアンテナ支柱だが、長年見慣れてきた者には、遠目だが何だか以前より太めに見えて少々違和感を感じる。タワー関係者によると、先端に向かって、やや細くなる円柱状の旧型に対し、今回の新しい支柱は、耐震性が高い真っすぐな四角柱を採用したようだ。

下から視認出来るのは、アンテナ柱と、それを支える鉄塔上部と、それに仮設された足場囲いだけだが、各放送局の放送設備の更新工事も並行して行われたらしい。

特別展望台の直上に巨大な円筒形の地デジ用アンテナがあり、その上に四角に仮囲いした作業現場が今もある。以前はもっと上の方での作業だったが、最近はこの位置だ。
この仮囲いで見えなかったが、アンテナ支柱を直接支持するタワー最上部は、今回の補強工事により、これまでより大きく見えることから、姿形が以前より、だいぶ変わったことは明らかだ。

この工事はマダマダ続き、今年いっぱいの予定とか?それまでは、完全無垢の東京タワーの全景を見る事は出来そうに無い。

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