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2013年6月28日金曜日

iTunes App Store、85円→100円へ値上げか?

iTunes App Storeに 「100円」 アプリが登場した。春先から、アップル製品が次々と値上げされていて、いよいよか?と思わせる状況だ。

思い起こせば、一昨年の7月14日、前触れも無く? iTunes App Store で多くの有料アプリが値下げされた。


その当時のストア価格は 0.99ドル → 115円 がベースであったが、円高が進行し、為替レートは 70円台後半で、実体を反映していなかった。

値下げを渋っていた?アップルも為替レートを見直し、 0.99ドル → 85円 と、25%強の値下げとなった。

それから一年半が経った昨暮れまで、米ドルに対する為替レートは 70円台後半であったが、政権が交代した時期を境に、あれよあれよと言う間も無く円安方向へシフト。現在は 98円前後で推移し、1ドル → 100円も視野に入ってきた。

iTunes App Store のアプリは原則としてドル建てだから、昨今の急激な円安を背景に、そろそろ円貨による一斉値上げ (85円→100円) も現実を帯びてきた。

2013年6月14日金曜日

MacOS X の名称は、フォントの例に倣うのか?

この秋から、登場する予定の MacOS X "Mavericks" は、アメリカ西海岸の地名らしいことが分かった。ネコ科から、何故、地名になったのか?その経緯は今のところ分からないが、ふと思い出したことがある。
昔々の OS に組み込まれたフォントの名称に、地名が付けられたモノがあった。
思い出してみると、欧文では、"Chicago", "Geneva", "Monaco", "New York" などが、それである。

MacOS X 以前からのマックユーザーなら、和文フォントの "Osaka" を知らない人は、まず居ないと思う。

かって、アップルは、本格的な日本進出にあたり、Macintoshに和文フォントや FEPを対応させた OS、いわゆる、「漢字Talk」をリリースした。

この OS名称は、1986年の Macintosh Plus の登場から、1997年に 「漢字Talk 7.5.5」のバージョンアップ Mac OS 7.6 に名称変更されるまで使い続けられた。

漢字Talk 1.0 (System 3.0) は、スクリーン・フォントとしてゴシック体の "Sapporo" が採用され、他に明朝体のフォント "Kyoto" を搭載していた。漢字Talk 2.0 (System 4.1) では、 "Sapporo" に代わって ゴシック体のフォント "Osaka" が搭載され、これが、後の MacOS 9 までデフォルトのシステム・フォントとなった。

一時期、DTPに関わっていたが、最近は、フォントに疎くなり、改めて調べてみると、何と "Osaka" は、Mac OS Xでも標準インストールされている唯一の和文の等幅フォントであり、その長命さにタダタダ驚くばかりだ。今さらに思うが、何故に "Tokyo" は無かったのか?

これらフォントの例に倣い、これからの MacOS  Xの名称は、Sacramentoとか San Jose、Long Beach、Stockton、Montereyなど、カリフォルニア州にある地名が次々と登場することになりそうだ。

2013年6月13日木曜日

ネコ科を卒業?アップルの新OS "Mavericks" って・・・

WWDC 2013で発表されたアップルの新OS "Mavericks"。

当日は、何時もながら手の込んだプレゼンが行われていたが、この新OSがインストール可能な Old Macに付いては触れられなかった。一年や二年前のモデルは問題ないと高を括っていたが、現実問題としては少々心配していた。

当のアップルから公式な発表は未だ無いようだが、信頼できそうな情報が伝わってきた。
常用しているのは、MacBook Pro (15in.)と MacBook Pro (13in.)、MacBook Air (11in.)の三台だが、メインの MacBook Pro (15in.)は買い替えてから半年ほど、心配なのは他の二台だった。しかし、今回の情報によると他の二台もセーフらしくホッとした。情報では、
iMac (Mid 2007 or newer)
MacBook (Late 2008 Alum. or Early 2009 or newer)
MacBook Pro (Mid/Late 2007 or newer)
MacBook Air (Late 2008 or newer)
Mac mini (Early 2009 or newer)
Mac Pro (Early 2008 or newer)
Xserve (Early 2009)

なお、対象になる Macは、Mac OS X 10.6.7 Snow Leopard以上を起動できること、インストールのために 8GBのディスクスペースがあること。その他の条件は、Mac OS X Mountain Lionの時と全く同じらしい。

しかし、省電力機能など "Mavericks" のフル特性を活かすには Haswell以降のプロセッサの利用が決め手だろう。手持ちの Macには Leopardやそれ以前の Macもあるが、ソロソロ、これらの Old Macに引導を渡す時が近くなったことを実感する。

しかし、何で新OSが "Mavericks" なのか?多くの人がグーグルや英和辞書で調べたらしい。日本人にはあまり馴染みの無いコトバだが、一般的には、焼き印のない子牛、無所属の人,異端者,一匹オオカミとある。

従来から、ネコ科の猛獣が順に付けられていて、次は "Lynx(オオヤマネコ)" が本命とのリーク情報もあったが、何で此処で、"Mavericks" なのか?ネット経由で、WWDCのライブを Macでワッチしていたが、客席から "Sea Lion" 何て冗談半分?の声も聴こえて、ちょっとだけ笑いを誘ったシーンもあった。しかし、 今までのネーミングとは、脈絡も無く?タダタダ理解に苦しむが、真意を知りたい。