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2013年3月24日日曜日

iTunes App Store、円安で値上げが近いかも?

一昨年の七月十四日、前触れも無く?iTunes App Store で多くの有料アプリが値下げされた。
それまで 0.99ドル → 115円 であり、前々から iTunes App Store での為替レートは、現実的ではないと思っていた。


その当時は、円高がドンドンと進行し、実勢レートは 70円台後半で、実体を反映していなかったが、アップルも流石にマズイと思ったのか?為替レートの見直しで、 0.99ドル → 85円 となり、25%強の値下げとなった。
昨暮れまで、米ドルに対する為替レートは 70円台後半であったが、政権が交代した時期を境に、あれよあれよと言う間も無く 80円台後半と円安方向へシフト。現在は 95円前後で推移し、以前の 0.99ドル → 115円も視野に入ってきた。

iTunes App Storeのアプリは原則としてドル建てだから、昨今の急激な円安を背景に、そろそろ円貨による大幅な値上げもありそうに思われる。

一方、iTunes App Store での買い物に対する支払いは、クレジットカードと iTunesカードによる二本立てだが、後払いか先払いかの違いしか無い。

しかし、iTunesカードは、年に何回か実質的に安く購入できるチャンスがある。
大型家電量販店や大手コンビニチェーン店あるいは SB などのインフラが、2枚同時購入で2枚目半額キャンペーンとか、最大2000円分のiTunesデジタルコードが貰えるキャンペーンとかを実施している。
こんな時に、iTunesカードを買っておけば、実質的にアプリを安く、あるいは、数多く入手する事ができる。

そんな事もあって、つい先頃、秋葉原の大型家電量販店で、一人 2枚までの制限付きだが、2枚目は半額のキャンペーンがあり、5,000円の iTunesカードを 2枚購入。連れが居たので、実際には 4枚を購入した。

これで iTunes App Storeでの最低売価が 85円 から 115円 に値上げされても、当分は凌げると思う。
つい先頃、MacBook Proが、ほんの少々スペックを変え、新製品として従前のものから大幅に値上げされた。恐らく、円安が理由と考えられ、今後の為替レートの推移もあるが、 iTunes App Storeでの値上げも必至だろう。

2013年3月13日水曜日

パンスターズ彗星、観えたぞ?

パンスターズ彗星が近日点を通過してから二日目の夕方、再度、お台場へ出掛けた。


昼間からの晴天が続いていて、バスがレインボウブリッジを通過する時には西日が眩しく西の空の様子は分からなかった。フジテレビ前で下車し、小走りにアクアシティーの屋上へ到着した頃、太陽は対岸の品川埠頭の向こう側にある天王洲アイルの高層ビルの背後に隠れようとしていた。

上空はまだまだ青空だったが、太陽の沈みゆく方向は、まさに茜空で、丹沢山系の稜線と富士山のシルエットが薄墨色に見えた。雲は有るものの、視界は良いと思いつつ、目指す南南西の方向に目を戻すと、何と何と天空に長く尾を引く彗星らしきものが忽然?と視界に入りビックリ。

時刻は午後六時頃で、想定していた方向と一致、高度も高層ビルの上、これはパンスターズ彗星に違いないと思った。上空はまだまだ明るく、木星以外は見えない状況下ながら、意外に明るく見えた。目視で捉え、双眼鏡でも観て、デジタル一眼で何枚か撮った。

帰宅後、撮影データをマックに取り込み、ディスプレイで見てみたが、何となく、彗星本来の形では無いような印象だった。
アップで見たり、画像のコントラストを変えたりして、子細に調べると、彗星のコア(核)がハッキリしない割にダストテイル(尾)が立派すぎる。
全体が暗ければコアしか見えず、条件が良ければ、微かにダストテイルの存在が分かる程度が普通らしい。

右の画像は、左より十数分前に撮影したが、二条の白雲を引き高速で移動していて、ジェット旅客機であることは明らかだ。
お台場から羽田空港までは、海を隔てて滑走路の端までが七キロメートルほどで、羽田離着陸の機体は茜空に黒いシルエットでそれとわかる。左の画像も、恐らく、東京湾上空を高高度で通過して関西方面に飛ぶ機体が引く、これも飛行機雲ではないかとの結論に至った。残念だが明日以降、デジカメで彗星をキッチリ撮るまでは、このチャレンジは終わらない。

2013年3月12日火曜日

パンスターズ彗星、絶対観るぞ、お台場から

天文雑誌によると、パンスターズ彗星が三月十日に近日点を通過するとあり、昨年末より気に掛けていた。しかし、当日は、三月にしては珍しく、昼過ぎに25度を超えて夏日となり驚かされたが、それもつかの間、一天にわかにかき曇り、都内は煙霧で覆われ数百メートル先が霞んだ。そんな異常気象?に彗星を観たい気持ちも一瞬萎えた。

翌日は、朝からの晴天で、日没近くなっても上空は雲一つ無い青空、今日こそはっと、双眼鏡とデジカメをバッグに入れてお台場まで出掛けた。

お台場でもアクアシティー前の展望デッキが、彗星を観るにベストと前々から考えていた。
対岸の品川埠頭までは約一キロメートル、その背後にある天王洲アイルの高層ビル群までは二キロメートルほどだ。その高層ビル群の合間に太陽が沈む。だが、今日は、この方向は曇が掛かり日没も雲間に隠れ確認できなかった。

視界が良ければ、この方向に丹沢山系の稜線と富士山のシルエットがクッキリと見え、薄墨色の稜線の上に彗星が見えたかも知れない。明日以降も、夕方の天候次第だが、一週間くらいは、お台場通いになるだろう。

2013年3月4日月曜日

USBポートに挿せば、Ethernet接続ができる

秋葉原のマックの専門ショップの中古売場に、「Apple USB Ethernetアダプター」があった。新品の半値以下で美品でもあり、思わず買ってしまった。

この「Apple USB Ethernetアダプター」は、シンプルな一体型で、 MacBook Airの USBポートに挿すと 10/100BASE-Tが使える。

Ethernetケーブルを RJ-45コネクタに差し込むだけで外部電源も不要。コンパクトで軽く、取り付けも使い方も簡単だ。歴代の MacBook Airには Ethernetポートが無いので、有線LAN接続には必需品なのだ。

もちろん、MacBook Airには無線LANが標準装備だから、敢えて有線LANなど必要も無いが、最近は無線ルーターの普及で、ご近所からの混信?や家庭内の雑音に邪魔されて、期待するスピードが出難い時もシバシバある。そんなシーンには、正に打って付けのアダプターで、これを常備しておけば、まさかの時に役立つはずだ。

余談だが、Retina対応の最新 MacBook Proからも Ethernetポートが省かれてしまったが、これとは別の「Thunderbolt - ギガビットEthernetアダプター」を用いれば、0/100/1000BASE-Tネットワークに対応し速度的にも有利だ。いずれも、小物のアクセサリーだが、その侮れないパフォーマンスは注目に値する。

2013年3月2日土曜日

"ジェットストリーム"、なんど聴いても、どこで聴いても、穏やかな気持ちになれる、

"ジェットストリーム"は、現在のTFM(TOKYO FM)の前身だった "FM東海" が実用化試験局であった頃から聴いていた。スポンサーは、放送開始当時からJAL(日本航空)一社による提供番組で、演出面などにおいても、JALと深い関わりを持つ番組だった。


放送は毎週、月曜日から金曜日深夜0時から1時までの放送で、世界各地の風物をセンス良く語り、次第次第にリスナー自身がその世界へ引き込まれて行った。


特に、オープニングの "ミスター・ロンリー"(Franck Pourcel Grand Orchestra)とエンディング の "夜間飛行" (Raymond Lefèvrel Grand Orchestra)は、いつまでもリスナーの心に残るモノであり続けると思う。
初代ナレータ(機長)は、プラチナの低音の持ち主と言われた城 達也。イージーリスニングに相応しい緩やかなストリングスメロディーをバックに、世界各地の街角をロマンチックなナレーションで紹介する深夜の一時間。

夢の世界へ誘うようなその声で、多くのリスナーを魅了した。FM番組としては異例、27年間のナレーションを務め1995年に惜しくも他界された。

二代目は城 達也の路線をおおむね踏襲した同じ事務所の後輩 小野田英一だった。三代目は、女性ナレータが登板したが、番組の企画から構成までスッカリ変わり全く別番組?の様で、自分としては、この時点で、ジェットストリームを聴かなくなった。

その後、専ら聴いたのは、渋谷の "TUTAYA"でレンタルした CD(八枚)からダビングした CD-Rからだったが、最近は iTunesに取り込んで聴くとはなしに聴くスタイルに変わった。
しかし、曲目の順を覚えてしまうくらいの回数を聴いたように思うし、正直言って聴き飽きた?ので、新しいモノを探した。

iTunes Store には十五枚くらい有ったが、これは ディスカウントセールで iTunes Cardを仕入れてからと後回し。大手のCDショップでは扱っていないので、仕方なく amazon で十枚組を発注したが、一両日で届いた。

これで、当分はジェットストリーム三昧だ。

いま "ミスター・ロンリー" を聴くたびに、城 達也あってのジェットストリームであり、ジェットストリームは城 達也なしには語れない不即不離のものだと思う。故に、彼こそ永久にリスナーの心に残る名パーソナリティーに違いない。



オープニング・ナレーション

遠い地平線が消えて
深々とした夜の闇に心を休める時
遥か雲海の上を音もなく流れ去る気流は
たゆみない宇宙の営みを告げています
満点の星をいただく果てしない光の海を
豊かに流れゆく風に心を開けば
煌く星座の物語も聞こえてくる
夜の静寂のなんと饒舌なことでしょうか
光と影の境に消えていったはるかな地平線も
瞼に浮かんでまいります
これからのひと時
日本航空があなたにお送りする
音楽の定期便 ジェットストリーム
皆様の夜間飛行のお供を致しますパイロットは
わたくし城達也です

エンディング・ナレーション

夜間飛行の
ジェット機の翼に点滅するランプは
遠ざかるにつれ次第に星のまたたきと
区別がつかなくなります
お送りしておりますこの音楽が
美しくあなたの夢に溶け込んでいきますように
日本航空がお送りした音楽の定期便 ジェットストリーム
夜間飛行のお供をいたしましたパイロットは
わたくし城達也でした