Translate

2012年1月23日月曜日

"AirMac Extreme Base Station"、"WEP" には非対応で少々困った、

やっと "AirMac Extreme Base Station" を買い換えた。

我が家で有線LANを構築したのは十五年くらい前だったと思う。
モデムでインターネットを始め、NTT の ISDN に回線を変更し暫くは TA/DSU で接続していた。その後、ルータと言う当時としては聞き慣れないハードウェアが登場し、家族の PC/Mac が同時に有線LAN でネット接続出来る様になった。

Mac OSX がやっと実用になり始めた頃、アップルのノート型 iBook G3と一緒に、左の画像の様なスライムに似た?アップル純正の無線LANルーター "AirMac Extreme Base Station" を購入した。

無線LANなんて初めての経験だったが、使ってみれば、この上なく便利で今日まで重宝している。
これ以降、デスクトップ型 PC/Mac は有線LAN、ノート型 PC/Mac は無線LAN になった。

この当時、セキュリティーは "WEP" が一般的。
しかし、この "WEP" は、時が経つに連れ容易に解読されるようになり、今では、ハッカーならずとも、その気になれば、短時間でパスワードが解けるようだ。
マサかとは思いつつ、万全?を期したいと数年前に、セキュリティーレベルの高い "WPA2" に変更する事にした。

手元の "AirMac Extreme Base Station" でも "WEP" → "WPA2" に設定を変更すれば OK なのだが、我が家には "WEP" にしか対応していないポケットゲーム機とか年式の古い一部の PC/Mac などがあり、これらのネット接続が出来なくなる事が分かった。

つまり、現実問題として、当面は "WEP" と "WPA2" の両方が必要なことが分かった。
それで、訳あって死蔵していた "AirMac Extreme Base Station" がもう一台あり、これを使って何とかしようと試みた。

アップルストア銀座でのアドバイスでは、この二台をシリーズに繋ぎ(ブリッジモード)、一台を "WEP"、もう一台に "WPA2" を設定すればOKとの事だった。
言われた通りに "WEP" と "WPA2" の設定をしてみると、意外?にも簡単に二つの無線LANスポットが出来上がった。
これで、少しはセキュリティーレベルが上がり、気落ち的には楽に?なった。

しかし、困ったことに時々、ハングアップすることがあり、その都度、電源OFFによるリセットをする羽目になっている。設定に間違いがあるのか?ブリッジモードに問題があるのか?分からず仕舞いで今日に至った。

それで、止む無く、現行品の無線LANルーター "AirMac Extreme Base Station" に切り替えた。この無線LANルーターでは、同時に二波が発信できる。しかし、メイン波は "WPA2"、サブ波では、"WPA2" か "パスワード無し" の設定で、"WEP" は既に非対応になってしまっていた。

アップルから、サブからメインへは侵入出来ないと説明されているが、"パスワード無し" の設定にする気持ちにも慣れず、"WEP" が必要な時には手元にある "ポケットWiFi" 経由で接続させることにした。
既に "WEP" の時代は終わったと理解するのが正論なんだろうが、なかなかシガラミから逃れられないようだ。