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2011年7月28日木曜日

MS-DOS、今日が30回目の誕生日だそうですが、

今の自分には少々縁遠い話ですが、報道によると、今日が "MS-DOS" の30回目の誕生日だそうです。

当時、IBMから 16-bitのオペレーティングシステムの提供をリクエストされたビル・ゲイツが、納期に間に合わせる為に、既に、"86-DOS" を持っていたシアトル・コンピュータ・プロダクツから非独占的ラインセンス契約をして買ったそうです。そして翌年には、更にプログラムを加筆しつつ、"86-DOS" の全ての権利を買い取り、マイクロソフト(Microsoft) の "OS" として IBMに納めたのが "MS-DOS" の始まりだそうです。

その日が、今から三十年前の1981年7月27日(US Time) です。
 "MS-DOS" の歴史って、たった三十年しかないのに、今では日常生活の多くの部分に於いて、その恩恵?に預かっていて、もやは、空気の様な人間社会には不可欠の存在にまでなっています。

今は Macintosh 一辺倒の私ですが、やはり遠い昔に於いて、この "MS-DOS" とお付き合いしていた時期がありました。

普段は滅多に出し入れする事のない押し入れの中を探してみました。
それほど苦もなく出て来たのが  "MS-DOS" の  "Software Tool" で、8インチのフロッピーディスク(2D) に収録されています。

これで "MS-DOS" 環境下で利用する様々なファイル操作やシステム管理を能率的に処理するためのコマンドやユーティリティ・コマンドなどが学べる様になっていました。まだまだ初心者を対象にした解説本など無い時代でしたから大変重宝しました。

フロッピーディスクがパソコンでは使われなくなって十年余が経過していて、フロッピーディスクを知らない人も多くなり始めた様なので、現物に iTunes Card を添えて撮ってみました。

もっとも、3.5インチのフロッピーディスクは知っていても、8インチのフロッピーディスクなんて、その存在すら知らない人の方が多くなって居ると思います。この 8インチのフロッピーディスクは、"MS-DOS 2.0" で、1985年頃に入手しているので、"MS-DOS"  の誕生から四年目の頃のモノです。

この当時は、まだまだ 8-bitパソコンによる "BASIC" が流行っていた時代で、 "MS-DOS"  を使いこなすには、16-bit に対応した高価なパソコン PC-9801 が必須でした。

それに加え、 "MS-DOS" のコマンドを自在に操る術も一から学ぶ必要が有り、アマチュアには、なかなか "MS-DOS" は敷居の高い "OS" であり、今の隆盛など考える余地もありませんでした。

「パソコン」と「マイコン」は、同意語か?と問われる時代でしたが、今は「猫も杓子」も、誰も彼もが自在に使いこなすことが出来る良い時代になったとタダタダ感心するばかりです。

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