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2011年7月9日土曜日

録り貯めた "カセットテープ" のデジタル化が、やっと・・・

今さらの話ですが、昔々、FM fan 、FMレコパル、FM STATIONなど、いわゆる、FM情報誌を頼りに録り貯めた「カセットテープ」が捨てられずにいます。

しかも、"iPod" などメモリー型音楽プレーヤーが主流になった現世?に於いては、まともなカセットデッキも入手が困難になっています。

その「カセットテープ」、全てがエアーチェックしたモノですが、セルCDになっている楽曲は特に必要有りません。なかでも、お宝モノ?は、ライブ録音とか音楽番組でもナレーションや途中に入るコマーシャルとかも含めた番組全体が、今となっては唯一無二、懐メロ調?ながら貴重です。

それだけをピックアップしても、永住保存版?の「カセットテープ」は百巻くらいはありそうです。
それで、だいぶ前にカセットデッキからMac/PCへサウンドを取り込む為のインターフェイスを買ってあります。

最初に買ったのは、"GRIFFIN" の "iMic"で、だいぶ昔ですが、Mic端子の無いMac/PC用としてUSBに変換出来るインターフェイスでシンプルなハードウェアでした。

つい最近ですが、"Roland" のUSBオーディオインタフェース "UA-1G" も買ってみました。

主としてエレキギターなどのサウンドをMac/PCへ取り込む為のインターフェイスです。こちらは、なかなかシッカリとしたスペックで使い勝手も良いと思いました。

どちらも試してみましたが、私の部屋の制約から、カセットデッキとMac/PCとの距離がかなり離れてしまい、操作のつど自分が動かなければならない面倒もあり本番には至りませんでした。

これらとは別に、前々から気になっていた、とてもシンプルな "カセットプレーヤー" がありました。

秋葉原の家電量販店のオーディオ売り場に、今となって数少ないソニーのカセットプレーヤーの脇にヒッソリとありました。単三電池二本で動作するカセットプレーヤーとしては、最低限の機能しかありません。しかし、唯一、他のモデルに無い機能として、ヘッドホン出力以外に、USBによるサウンド出力が付いている事です。

つまり、プレイバックするサウンドをUSB経由でダイレクトにMac/PCへ取り込めます。もちろん、バスパワーで動作するのでなかなか便利です。恐らく、これがこのモデルのコンセプトだと思います。
価格は八千円ほど、知らないブランドで躊躇っていましたが、つい最近、何故か?ほぼ半値になりダメもとで買ってしまいました。

パッケージには、サウンド取込用のソフトウェアもディスクで付いていましたが、以前の経験から、Macでトライすることにして定番アプリの "GarageBand" を用いました。

テープを装填して "カセットプレーヤー" の "Play" ボタンをプッシュ、すかさず "GarageBand" の赤い "Rec" ボタンをクリックするだけ、44.1kHzでのステレオ録音が始まります。

終了も "Rec" ボタンをクリックだけ。次に、"iTunes" へデータを転送します。その時に、サウンドデータを圧縮するか非圧縮かを選択します。

圧縮する場合は、"AAC"と "MP3" の選択がメニューに出ます。丸々テープ一巻だと少々時間を要しますが、転送終了を確認してから、アプリを "iTunes" に切り替えると、新しいファイルが出来ています。

ここで、アーチストやタイトルなどを書き込んでおきます。後は、それをクリックすれば何時もと変わりなく "iTunes" からのプレイバックとしてデジタル化されたカセットテープのサウンドを聴く事が出来ました。

こうしておけば、後は iPodでも IPhoneでも同期は簡単です。
この "カセットプレーヤー" は、パッケージに Made in China とあり、多くは望みませんが、せめてカセットテープ百巻分くらいは安定に動いてくれる事を願うばかりです。

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