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2011年7月30日土曜日

iPad 2、今は全モデル在庫有り、

昨日、久々ですが秋葉原へ行って来ました。
何時も行く家電量販店ですが、アナログ放送が終わった時期でもあり、テレビ売場は、あのラッシュ時の駅のホームにも似た混雑がウソだった様な雰囲気でした。

予定の買い物を済ませてから、"IPad 2" の在庫状況はどうか?とマック売場へ立ち寄ってみました。

"iPad 2" は、たしか4月28日からの発売でした。
当初はかなりの品薄状態で、6月中旬になっても、 (16GB)と(32GB)の Wi-Fiモデル以外は 「在庫無し」で予約が必要でした。

それが、昨日は、"3Gモデル" も "Wi-Fiモデル" も、全て「在庫あり」となっていました。

"iPad 2" の発売から、あまり間を置かずに、年内には "iPad 3" 発売の噂も出始め、"iPad" からの買い控えなども有り、"iPad" 発売の時ほどの熱気は感じられません。

自宅で使う分には、カメラ搭載以外に "iPad 2" と比べ大きなハンデが無い? "iPad" ですが、他社からもタブレット型の品揃えが多くなるなか、 "iPad 2" は模様眺めになっている感を否めないと思われます。

2011年7月28日木曜日

MS-DOS、今日が30回目の誕生日だそうですが、

今の自分には少々縁遠い話ですが、報道によると、今日が "MS-DOS" の30回目の誕生日だそうです。

当時、IBMから 16-bitのオペレーティングシステムの提供をリクエストされたビル・ゲイツが、納期に間に合わせる為に、既に、"86-DOS" を持っていたシアトル・コンピュータ・プロダクツから非独占的ラインセンス契約をして買ったそうです。そして翌年には、更にプログラムを加筆しつつ、"86-DOS" の全ての権利を買い取り、マイクロソフト(Microsoft) の "OS" として IBMに納めたのが "MS-DOS" の始まりだそうです。

その日が、今から三十年前の1981年7月27日(US Time) です。
 "MS-DOS" の歴史って、たった三十年しかないのに、今では日常生活の多くの部分に於いて、その恩恵?に預かっていて、もやは、空気の様な人間社会には不可欠の存在にまでなっています。

今は Macintosh 一辺倒の私ですが、やはり遠い昔に於いて、この "MS-DOS" とお付き合いしていた時期がありました。

普段は滅多に出し入れする事のない押し入れの中を探してみました。
それほど苦もなく出て来たのが  "MS-DOS" の  "Software Tool" で、8インチのフロッピーディスク(2D) に収録されています。

これで "MS-DOS" 環境下で利用する様々なファイル操作やシステム管理を能率的に処理するためのコマンドやユーティリティ・コマンドなどが学べる様になっていました。まだまだ初心者を対象にした解説本など無い時代でしたから大変重宝しました。

フロッピーディスクがパソコンでは使われなくなって十年余が経過していて、フロッピーディスクを知らない人も多くなり始めた様なので、現物に iTunes Card を添えて撮ってみました。

もっとも、3.5インチのフロッピーディスクは知っていても、8インチのフロッピーディスクなんて、その存在すら知らない人の方が多くなって居ると思います。この 8インチのフロッピーディスクは、"MS-DOS 2.0" で、1985年頃に入手しているので、"MS-DOS"  の誕生から四年目の頃のモノです。

この当時は、まだまだ 8-bitパソコンによる "BASIC" が流行っていた時代で、 "MS-DOS"  を使いこなすには、16-bit に対応した高価なパソコン PC-9801 が必須でした。

それに加え、 "MS-DOS" のコマンドを自在に操る術も一から学ぶ必要が有り、アマチュアには、なかなか "MS-DOS" は敷居の高い "OS" であり、今の隆盛など考える余地もありませんでした。

「パソコン」と「マイコン」は、同意語か?と問われる時代でしたが、今は「猫も杓子」も、誰も彼もが自在に使いこなすことが出来る良い時代になったとタダタダ感心するばかりです。

2011年7月26日火曜日

"GALAPAGOS"、名実共にガラパゴスだった?

電子書籍専用端末として、昨年暮れに発表された "GALAPAGOS"(ガラパゴス)ですが、やはり、市場としては、スマートフォン(多機能携帯電話)の普及で、"GALAPAGOS" の様な単機能端末は、多くのスマホ・ユーザーから敬遠されてしまった様です。

それで急遽、基本OSを当初のリナックス(Linux)から (スマートホンではメジャーな) アンドロイド(Android)に変換するシステムソフトを提供することで、方針を転換をする事になったようです。

しかし、発売から半年も過ぎて、基本OSの載せ替えなんて、企業的に見れば商品企画の失敗、いや大失敗ですね。

当のアンドロイドに変更するシステムソフトは、処理スピードの遅さとかマダマダ未解決のモノもあるようで、今月25日からのダウンロード開始が直前で先送りされました。

"GALAPAGOS" なんて、敢えて開き直った様なネーミングで登場しましたが、やはり、スマートホンがこれだけ持て囃される中で、埋没したのは当然の結果でしょう。

名は体を表すの通り、"GALAPAGOS" は、正に孤立無援、話題性以外に得るモノは無かった様に思います。

基本OSの変更と言った小手先の対処も、時間稼ぎの中継ぎだとは思いますが、一刻も早く他社に誇れるスマートホンを出す事が、このメーカーに科せられた命題でしょう。

2011年7月23日土曜日

アナログ放送終了へ、カウントダウンが始まる

テレビのアナログ放送が遂に明日終了になります。

エコポイント制度もあって、多くの家庭での地デジ化もあらかた済んだようですが、報道によると昨日今日の駆け込み需要も多くあるようです。

我が家も、五年前に地デジ対応液晶テレビを一台、半年前に三台を買い換えて地デジ化は終わりました。新製品ながら、いずれも、アナログ放送にも対応していますが、今さら視る事もありません。


東京でテレビ放送が開始されてから58年目、五年後の1958年にはNHKと在京民放局が東京タワーからの送信へ移行し、我が家は、強電界地域だったこともあり快適な受信環境でした。

しかし、その後は、周辺に高層ビルが次々と建ち始め、テレビ電波の乱反射に起因する多重画像いわゆるゴースト現象が発生し、それも、年追うごとに酷くなっていました。

それが、近年、地デジの放送が始まり、同じ番組にも関わらずクッキリ、スッキリした画像を視る事が出来る様になり、今さらアナログ放送に未練もなくなりました。

テレビ放送の開始から九年目、1962年にはテレビ受信契約者数が 1000万を突破、普及率が 50%近くに達した丁度この頃、父親が秋葉原でテレビ(右の画像に類似したモノ)を買って来て、ようやく世間並みにテレビが視られる様になりました。

この年のニュースでは、堀江謙一がヨットで太平洋単独横断に成功とか戦後初の国産飛行機YS-11試験飛行に成功.金田正一投手の奪三据3514(世界新記録).美空ひばりが結婚、迷宮入り?草加次郎事件などのテレビ番組は今でも語り草です。

「若い季節」「夢で逢いましょう」「シャボン玉ホリデー」「てなもんや三度笠」「ヒットパレード」なども楽しみだった・・・
また、この頃に流行った、吉永小百合と橋 幸夫の「いつでも夢を」、ジェリー藤尾の「遠くへ行きたい」、中尾ミエの「可愛いベイビー」など、歌う姿をブラウン管で視つつ口ずさんだのも、今となっては懐かしい思い出です。

それからでも約半世紀、アナログ放送こそ終了しますが、テレビは当初の「視る・聴く」から更に発展し、情報の「受け手」に留まらず、「送り手」としての機能も含めた高度なメディア端末として更に発展が期待されるモノになるでしょう。

2011年7月20日水曜日

売上高で "iPad" が "Macintosh" を超える

アップルの今年直近の四半期決算(4月〜6月)は、純利益、売上高ともに四半期決算として過去最高になったと報じられています。

なかでも、"iPad"と"iPhone" の売り上げが急増したことで、純利益は前年同期比 125%増の 73億800万ドル、売上高は前年同期比 82%増の 285億7100万ドルだったとか。

商品別では、"iPhone 4" の売り上げは相変わらず堅調で、前年同期の 2.4倍増(販売台数)。"iPad" は前年同期の 2.8倍増(販売台数)で、初めて売上高で "Macintosh" を超えたとか、その "Mac" も 14%増(販売台数)、"iPod" は 20%減(販売台数)。

この数字を見る限り、近い将来に於いて、"iPad"と "Macintosh" の製品構成比が入れ替わる可能性が予見されます。

しかし、"iPad" も "iPhone" も "iPod/touch" も、母艦となる "Macintosh" があってのこと、アップルは、初心忘るべからず、今後の Apple Computer にも大いに期待したいところです。

2011年7月17日日曜日

「ラジオ深夜便」、明石アンカーが徳田アンカーの時間枠を引き継ぐ

七月十七日(日)、山梨県甲府市からの生放送「NHKのど自慢」の司会として徳田 章アナウンサーが登場しました。
番組の冒頭で、「皆さん今日は、NHKのど自慢、松本和也アナウンサーに変わって司会を致します徳田 章です」と挨拶しました。

一年四ヶ月ぶりに「NHKのど自慢」の司会に復帰しました。昨年の三月でお役目を終えて、当時の視聴者も、まさか再任など考えもしなかったことで、唯々ビックリしています。

今日のステージを視た印象では、番組進行をそつ無くこなし、とっくに往時の勘を取り戻した様な立ち居振る舞いで、まぁ〜これで「NHKのど自慢」の司会は安泰だと思います。

それで、彼が担当していた、日曜日深夜の生放送「ラジオ深夜便」のアンカーは、どうなるのか?些か気掛かりでいましたが、明石 勇アンカーが、徳田アンカーの時間枠を引き継ぐようです。

明石アンカーは学生時代に、ビッグバンドの一員だったほどのジャズファンであり、ラジオ深夜便でもジャズを中心にしたコーナーがあります。
前任の徳田アンカーは、ベンチャーズ大好き人間でしたが、毎日曜日が出番となった明石アンカーは、どんな構成での番組作りをするのか?早速、今夜十七日の放送を今から興味半分、期待半分で待つ事にしましょう。

2011年7月16日土曜日

"ラジオ深夜便"、真っ昼間に聴けるとは、

いやはや便利な時代になりました。
エアーチェックする時に、カセットテープが要らない何て・・・
最近買った、いわゆる ICレコーダー内蔵のラジオ(ICZ-R50)は、予約録音する放送局の周波数と開始時刻・終了時刻をセットするだけ。セットした時刻になると小さな赤いLEDだけが点灯してエアーチェックが始まり、所定の時間が過ぎるとLEDが消えて終了になります。しかも、録音中は無音で、液晶ディスプレーは非表示、録音している事すら忘れてしまうほどです。

もちろん、エアーチェック中に電源スイッチをONすればライブで番組を聴くことも出来ます。
往時は、60分とか90分、120分とか、録音時間に見合うカセットテープが必要でしたが、今は内蔵メモリーに記録するため、録音時間を気にする必要がありません。

デフォルトでは、MP3形式で128kbps/44.1kHz でのステレオ録音になります。

私の場合、ラジオ深夜便は、午前二時から四時までの二時間録音ですが、 データサイズは約 55MB/時、毎晩二時間のエアーチェックを続けると一ヶ月間では約 3.4GB、4GBの内蔵メモリー(ユーザーエリアは約 3.6GB)が一杯になる勘定です。

このラジオでそのまま再生すると、早送りや早戻しが瞬時に出来てテープの時より当然ながら動作が速いです。しかも、これとは別にイージーサーチ・ボタンにより、ひと押しで10秒進む、3秒戻るなどもあり、これも聴き逃した時などには便利です。

また、USBケーブルでパソコンに繋ぐと、録音した音楽ファイルをドラッグ&ドロップでパソコンのハードディスクにコピー出来ます。この操作は、ウインドウズPCでもマッキントッシュでも可能で、Macしか使っていない私にはとても有り難い事です。

Macの場合は、この音楽ファイルをダブルクリックするだけで、iTunes が立ち上がり、直ぐに再生を始めます。録り貯めた音楽ファイルを iTunes の管理下に置けば、アーチスト名やアルバム名、ジャンルなどを自分の好き勝手に書き換えられます。

これらのデータだけで新たにプレイリストを作れば、日常の管理がとてもラクになります。
当然ですが、iTunes から iPod や IPhone などに転送する事も簡単なので、深夜放送を真っ昼間に、それも、歩きながら聴くことも出来ます。

カセットテープによるエアーチェックの時代から三十年余、技術革新は、ラジオを聴くスタイルまで変えてしまった様に思います。

2011年7月15日金曜日

iTunes Store、やっと妥当?な為替レートを適用

七月十四日、前触れも無く? iTunes Store で多くの有料アプリが値下げされました。

これまで 0.99ドル = 115円 からだった iTune Store での為替レートは、前々から現実的ではないと思っていました。

1ドル = 115円なんて、日本では三年前くらいの為替レートで、その後は、円高がドンドンと進行し、最近では 70円台後半になるほどで、実体を反映していませんでした。

それが、ようやく、日米間の為替レートの見直しで、 0.99ドル = 85円 からとなり、25%強の値下げとなりました。

1,200円だった Keynote/ Pages/ Numbersは 850円に、600円だった GarageBandや iMovieは 450円となりました。

為替相場の変動を価格に反映するのが当然とは思いますが、その時期やタイミングなど、なかなか実施には難しい面もありそうです。

しかし、この三年ほどで約三割も円高になっている日本に於いては、iTune Store の価格も、もっときめ細かな為替対策があっても良かったのではないか思います。
為替レートを、故意に?円安方向で長期に維持し、濡れ手で粟の如く?為替差益を得たアップルですが、この際、ドル建てアプリの購入者には、然るべき額を還元してほしいと思います。

2011年7月12日火曜日

「徳田 章アナ」、どうなるの「ラジオ深夜便」のアンカーは?

七月十日(日)、倉吉市倉吉未来中心からの生放送「NHKのど自慢」を視た人達は「え〜っ」と思ったかもしれません。私は前日に知っていましたが、司会がいつもの松本和也アナではなく、徳田 章アナが舞台下手から登場しました。

番組の冒頭で、「今週司会を務める徳田 章でございます」と挨拶し、松本アナの事には触れませんでした。余談ですが、久しぶりの公開生放送だったからか?会場名を口ごもり、とちったのもご愛敬でしょうか?

放送前日にNHKから「NHKのど自慢」で司会を務める松本和也アナの交代を発表。体調不良により代役として徳田 章アナが努めるとあり、私自身は知っていました。

しかし、放送の翌日には、松本アナの「NHKのど自慢」の司会の降板と、前任の司会者だった徳田アナの再任が発表されました。

徳田アナは、昨年三月で「NHKのど自慢」の司会を終え、四月から、日曜日深夜の生放送「ラジオ深夜便」のアンカーとなりました。

その時、本人曰く、日曜日の生放送 "NHKのど自慢" から日曜徹夜の生放送<深夜便>へ華麗なる転身だと・・・

放送日は、前任者の宇田川清江アナの時間枠だった毎月奇数週の日曜日で、毎週日曜日正午過ぎの「NHKのど自慢」とは掛け持ち出来なくなると思いますが、アンカーはどうなるのでしょうか?

彼はベンチャーズ大好き人間で、毎回、彼の選曲を楽しみにしている私としては、今の関心事でもあります。

2011年7月9日土曜日

録り貯めた "カセットテープ" のデジタル化が、やっと・・・

今さらの話ですが、昔々、FM fan 、FMレコパル、FM STATIONなど、いわゆる、FM情報誌を頼りに録り貯めた「カセットテープ」が捨てられずにいます。

しかも、"iPod" などメモリー型音楽プレーヤーが主流になった現世?に於いては、まともなカセットデッキも入手が困難になっています。

その「カセットテープ」、全てがエアーチェックしたモノですが、セルCDになっている楽曲は特に必要有りません。なかでも、お宝モノ?は、ライブ録音とか音楽番組でもナレーションや途中に入るコマーシャルとかも含めた番組全体が、今となっては唯一無二、懐メロ調?ながら貴重です。

それだけをピックアップしても、永住保存版?の「カセットテープ」は百巻くらいはありそうです。
それで、だいぶ前にカセットデッキからMac/PCへサウンドを取り込む為のインターフェイスを買ってあります。

最初に買ったのは、"GRIFFIN" の "iMic"で、だいぶ昔ですが、Mic端子の無いMac/PC用としてUSBに変換出来るインターフェイスでシンプルなハードウェアでした。

つい最近ですが、"Roland" のUSBオーディオインタフェース "UA-1G" も買ってみました。

主としてエレキギターなどのサウンドをMac/PCへ取り込む為のインターフェイスです。こちらは、なかなかシッカリとしたスペックで使い勝手も良いと思いました。

どちらも試してみましたが、私の部屋の制約から、カセットデッキとMac/PCとの距離がかなり離れてしまい、操作のつど自分が動かなければならない面倒もあり本番には至りませんでした。

これらとは別に、前々から気になっていた、とてもシンプルな "カセットプレーヤー" がありました。

秋葉原の家電量販店のオーディオ売り場に、今となって数少ないソニーのカセットプレーヤーの脇にヒッソリとありました。単三電池二本で動作するカセットプレーヤーとしては、最低限の機能しかありません。しかし、唯一、他のモデルに無い機能として、ヘッドホン出力以外に、USBによるサウンド出力が付いている事です。

つまり、プレイバックするサウンドをUSB経由でダイレクトにMac/PCへ取り込めます。もちろん、バスパワーで動作するのでなかなか便利です。恐らく、これがこのモデルのコンセプトだと思います。
価格は八千円ほど、知らないブランドで躊躇っていましたが、つい最近、何故か?ほぼ半値になりダメもとで買ってしまいました。

パッケージには、サウンド取込用のソフトウェアもディスクで付いていましたが、以前の経験から、Macでトライすることにして定番アプリの "GarageBand" を用いました。

テープを装填して "カセットプレーヤー" の "Play" ボタンをプッシュ、すかさず "GarageBand" の赤い "Rec" ボタンをクリックするだけ、44.1kHzでのステレオ録音が始まります。

終了も "Rec" ボタンをクリックだけ。次に、"iTunes" へデータを転送します。その時に、サウンドデータを圧縮するか非圧縮かを選択します。

圧縮する場合は、"AAC"と "MP3" の選択がメニューに出ます。丸々テープ一巻だと少々時間を要しますが、転送終了を確認してから、アプリを "iTunes" に切り替えると、新しいファイルが出来ています。

ここで、アーチストやタイトルなどを書き込んでおきます。後は、それをクリックすれば何時もと変わりなく "iTunes" からのプレイバックとしてデジタル化されたカセットテープのサウンドを聴く事が出来ました。

こうしておけば、後は iPodでも IPhoneでも同期は簡単です。
この "カセットプレーヤー" は、パッケージに Made in China とあり、多くは望みませんが、せめてカセットテープ百巻分くらいは安定に動いてくれる事を願うばかりです。

2011年7月8日金曜日

"MDウォークマン" の時代も終わるようですが、

ソニーが今秋に「MDウォークマン」の生産終了を発表しました。一年前には「カセットウォークマン」も国内向け生産を止めています。"iPod" などメモリー型音楽プレーヤーが主流になるなか当然と言うべきかも知れません。

MDの登場は、それまでのカセットテープによるアナログ録音に限界を感じていた音楽ファンには熱烈に歓迎されました。コンパクトサイズながら、デジタル記録が出来てランダムアクセス、当時主流?だったフロッピーディスク並の簡便さが受けました。


私自身は、"CDウォークマン" を手放すことはありませんでしたが、その後、FM/AMチューナー付き "MD/CDプレーヤー(右の画像)" を買いました。

当然ながら、CDからMDにダビングが出来た訳ですが、"MDウォークマン" を持っていなかった為、試した程度で、もっぱら、FM放送のエアーチェック用としてMDへ録音していました。

そのエアーチェックも70年台から80年台前半までが全盛時代で、80年台の半ばには音楽用のCDが発売され、FM放送の音楽番組をエアーチェックする必然性が次第に無くなってきました。

このMDが全盛期を迎えた90年台半ばには、FM放送もひたすら音楽を流し続ける番組ではなくなり、パーソナリティー?と称する、男女が、マイペース?でお喋りする合間に音楽を流す番組に変わってきました。

そんな番組をエアーチェックする必要もなくなり、その頃から、手元の "MD/CDプレーヤー" も次第に出番を失いました。

最近ですが、秋葉原の家電店で、メディア売場の隅の方に、MDのパッケージが積まれてあるのを見掛けて、まだ使っている人が居るらしいと安堵する事もあります。

我が家の FM/AMチューナー付き "MD/CDプレーヤー" も、最近では、AFN を聴いたりラジオ深夜便を聴いたりが専らの出番ですが、図体がデカく重く、今となってはもてあまし気味で、そろそろリタイヤかもしれません。

2011年7月5日火曜日

"3.11" 以降、秋葉原では「ラジオ」が品薄で・・・

あの "3.11" 以降、秋葉原の大型家電店では、ラジオ売場は多くのモデルが在庫切れで展示品のみ、三ヶ月も経った現在でも、「入荷未定」のポップが、繰り返し貼られます。

ソニー ICR-P15
そんな事態に、今まで見掛けなかった東南アジア製の安モノが出回っていますが、日本製に拘る人が多いのか?店員の話では売れ行きは芳しく無いとか・・・とにかく、「ラジオ」は、品薄状態が長引いています。

既に情報過多と言われるほど、日々いろいろなメディアからの恩恵を受けていて、古典的?なメディアである「ラジオ」が、これほど存在感を顕著にした事は、少々驚きでもあります。

普段は、ごく当たり前の様に、その恩恵を享受しているデジタルネットワークですが、いったん壊滅状態になれば、人は為す術のない事を改めて実感したのだと思います。

そんな時に情報を得る手段として、一番簡便でコストの負担も少ないのが「ラジオ」です。非常時に電池さえ確保出来れば、ネットに頼らず、いつでも何処でも誰でもラジオ放送の聴取が出来て、多くの人々が客観的な情報を共有し、それぞれの日々の生活の一助に出来ます。

いま「ラジオ」のラインナップを揃えているのは、"Panasonic"と"SONY" だけで、多くの家電メーカーはこのジャンルから撤退しています。

売れ筋の多くが、名刺大のポケットにスッポリ入るモノで、アナログチューニングであれば一千円から三千円、多くはPLLシンセサイザー方式のデジタルチューニングで五千円から一万円ほどで入手できます。

テレビではアナログ放送が間もなく終了しますが、「ラジオ」は、まだまだ大衆が頼りにするメディアとして存在し続けると思われます。