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2009年9月15日火曜日

レインボウブリッジから見る第三台場とお台場のコラボ

第三台場は、江戸幕府がペリーが率いる黒船艦隊の来襲に備えて、急ぎ品川沖に築いた砲台跡です。当時,六基が完成した様ですが、本来の役目を果たす機会もなく、昭和の時代に東京港内の航路整備や現在のお台場造成などで順次取り壊されました。

Photo by iPhone 3G

今に残るのはお台場と地続きになった第三台場と野鳥や海鳥の営巣地と化し上陸禁止になっている第六台場だけです。

第三台場は、台場公園として一般に解放されていて周囲は石垣積みの土手が築かれ、黒松や桜が植えられています。周囲には砲台跡があり、内側の窪地には、当時の陣屋や弾薬庫跡などがあります。
レインボウブリッジからは、この嘉永時代に造られた "砲台場" と昭和の時代に造られたいわゆる "お台場" のコラボが望めます。

ただし、モノレールのゆりかもや、バス、マイカーからは、橋脚やフェンスが邪魔して視界が悪く駄目。レインボウブリッジを徒歩で渡る人だけが、この景色を見ることが出来ます。

蛇足ながら、何故に昭和に造成した埋立地が "お台場"と、頭に "お" を付けて呼ばれる様になったのか?ここの住居表示は "東京都港区台場" なんですが・・・

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