Translate

2009年1月20日火曜日

"QuarkXpress 4.1" って、今でも通用するんですかね?

渋谷の東急ハンズへ行った帰り道、宇田川町交番のそばのBOOK-OFFへ立ち寄りました。
土地柄ですが、若者達が多く居てなかなかの繁盛ぶり、エスカレータで上階のパソコン雑誌のコーナーへ行ってみました。


PC関連の書籍はかなりのスペースを占めていましたが、Macのそれは多くありません。そのなかで背表紙に"MacFan Special 5 QuarkXpress 4.0日本語版" と読み取れる本があり、すかさず手に取ってみました。
ちょうど十年前の発行で、今では関心を持つ人も居ない?と思いますが、何となく気になって中古価格が105円でもあり、読み捨てる積もりで買ってしまいました。

今から十数年前の漢字talk7からMac OS8.6の頃まで、Quark社のQuarkXpress 3.0とQuarkXpress 3.3には、職場で毎日お世話になったのを今更ながらに懐かしく思い出しました。

当時は、このQuarkXpressとAdobeのPageMaker 4.5から6.5を併用していましたが、AdobeからInDesignがリリースされ、同じAdobeのPageMakerからの移行が容易で、いつしかQuarkXpressから遠のき始めました。

そんな折り、2001年春頃にQuark社が敵対的なアップグレード、いわゆるQuarkXpressへの乗換キャンペーンを発表、なんと、当時二十八万数千円していたQuarkXpressですが、PageMaker 6.0と6.5のユーザーを対象に四万九千円でQuarkXpress 4.1の製品版を販売することになりました。

あまりのダンピングにビックリするやらラッキーと独りで小さく拍手、個人的にPageMaker 6.0と6.5の登録ユーザーだったからです。
これほどの価格差なら何を置いても取りあえず入手しておこうと思いました。一ヶ月ほどしてズッシリとしたQuarkXpress 4.1のパッケージが宅急便で届けられました。

しかし、これまでのQuarkXpressは "ADBハードウェアキー" でしたが、これは何と "USBハードウェアキー" であって、当時の私のシステム環境では直ぐには使えないモノでした。

それで、そのうち何とかしようと考えつつも、現実はInDesignの方へ気持ちがシフトしてしまい、結果として、このパッケージは未開封のまま今日に至ってしまいました。

この間にも、AdobeのInDesignと言う強力なライバルの出現で、Quarkxpressの価格は劇的なまでのダウン、現在では、ピーク時の二十万円引きくらいの価格になっているようです。
それ故、今になって思うことは、当時の私の買い物はお得だったのか?考えさせられるところです。

QuarkXpress 3.3とOCFフォント、そしてQuarkXpress 4.1とCIDフォントという環境が2000年前後にあり、その後はMac OSXの台頭で暫時終息して行ったと思っていました。

・・・が、聞いた話ですが、DTP関連の作業に於いて、未だにMac OSXへの移行を躊躇い、結局のところQuarkXpress 3.3とOCFフォントの環境が今でも一部に於いては続いているらしく?ただただビックリしています。まだ、そんな状況であるのであれば手元のQuarkXpress 4.1の復活も有りか?と寝言のようなことを独りつぶやいています。

0 件のコメント:

コメントを投稿