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2008年7月17日木曜日

琢郎の歌の魅力、果たしてきた役割をエッセイとインタビューで

駅前に出たついでに前々から気にしている本があり書店へ立ち寄ってみました。
パソコン雑誌のコーナーから音楽雑誌のコーナーへ移動すると、直ぐに「吉田拓郎読本」が平積みになっているのが見えました。

出る出ると春頃から噂?され、その都度ですが、発売日は延び延びになっていました。CDジャーナル ムックで、どうやら昨日?店頭に置かれたようです。

吉田拓郎を知ったのは、独身時代の最後の頃で、彼のファン(支持者?)の多くは私より若い、いわゆる団塊の世代以降の若者達であったはず?そんな意味に於いて、私は奥手だったと今にして思います。

買ったばかりで、まだ、パラパラとページをめくった程度ですが、まず冒頭では、
1970年にレコードデビューを果たしてから、38年。吉田拓郎の活動はまさしく「大いなる歩み」というしかない足跡を音楽シーンに残してきた。
ライブでもレコードでも、あるいはラジオをはじめとするメディアでも、彼の存在を抜きにして日本のポップスを語ることはできない、と、彼のスケールの大きさを称えています。

1972年、CBSソニーに移籍し、あの "結婚しようよ" が大ヒットになると、それまでのファンからは大ブーイング、「帰れ!、帰れ!」コールの洗礼を浴びもした。しかし、それにもめげず更に成長し、1975年、今となっては伝説的なあの "つま恋" を成功させ、ファンの心をガッチリと掴んでしまった。

この当時の私は "FM東京" のエアーチェック用にカセットデッキを二台も買い込み、FM fanや週間FM、FMレコパルなどで「フォーク」や「拓郎」の文字を探し、毎日毎日が留守録に明け暮れた時代でした。その録音済みのカセットテープの幾つかが手許に残り、まさに強者どもが夢の跡、今にして思えばよくやったと自画自賛ですが・・・
1970年代から、日本のフォーク・シーンを代表する存在として今も活躍し続ける吉田拓郎ですが、今日までに彼の果たしてきた役割、そして真髄である歌の魅力を彼とご縁の深い人物のインタビューやエッセイ、全曲解説、代表作の楽譜などを通して彼自身をクローズアップしています。

私のマッキントッシュにあるiTunesのライブラリーでは、オフコースやチューリップ、かぐや姫も多いけど、やっぱり "吉田拓郎" の楽曲が一番多いかな? これから "伽草子" の "暑中見舞い" なんか聴きながら、この「吉田拓郎読本」をジックリと読んでみようかと思っています。

主な内容は、
インタビュー
伊藤明夫/加川 良/山本コータロー/田家秀樹
エッセイ
大越正実/かなざわいっせい/田家秀樹
コラム
鈴木勝生/和田彰二/杉山達/古矢 徹
ディスク・ガイド
スタジオ録音全アルバムに加え、ライヴの傑作を紹介
代表作の楽譜を収録
「マーク?」「こうき心」「夏休み」「春だったね」「たどりついたらいつも雨降り」「リンゴ」「伽草子」「落陽」「外は白い雪の夜」「唇をかみしめて」
巻頭カラー
吉田拓郎 ある日、ある時
吉田拓郎の詩
「イメージの詩」「今日までそして明日から」「おやじの唄」「人生を語らず」「流星」「大阪行きは何番ホーム

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