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2007年10月3日水曜日

定番メールソフト「Eudora」は Thunderbird の技術をベースにオープンソース化される

メールソフト「Eudora」の販売を終了すると以下のようにソニック・ソルーションズからメールが届きました。

Eudora 7J for Windows 及び、Eudora 6.2J for Mac OS X ソフトウェア販売終了のお知らせ

弊社では、2006年7月より 「Eudora 7J for Windows」 及び 「Eudora 6.2J for Mac OS X」 の日本での販売業務ならびに日本での Eudoraソフトウェアサポート業務を行い、Windows Vista OS に対応したバージョン及び IntelMac に対応したバージョンをリリースしてまいりましたが、この度、当ソフトウエア開発元との契約期間終了に伴い、日本でのEudoraソフトウェアの開発・販売を終了させていただくこととなりました。

Eudora 7J for Windows 及び、Eudora 6.2J for Mac OS X

現在ご利用中のEudora製品版ソフトウェアは引き続き使用可能です。
販売終了によって使用期間が制限されたり、別途料金を支払って使用しなければならない等の制限は発生いたしません。
※試用版のEudoraソフトウェアをご利用の場合、試用期間終了後は使用できなくなります。

現在サービスをご提供しております、Eudoraソフトウェアの各お問い合わせ窓口 「Eudora カスタマーサービス」、「Eudora テクニカルサポート」 及び 「Eudoraライセンスサービス」 は
2007年12月21日(金) 17時 まで営業を行います。
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漢字talk7のOSで使っていたマッキントッシュで一番最初にインストールしたのが、フリーウェアだった「Eudora」。当時のマックユーザには定番のメールソフトになっていて、直ぐにパッケージ版の「Eudora 3.0」を購入したのを今でも覚えています。

現在でも、Mac OS9のシステム環境で「Eudora Pro 4.0」を使い続けていて、私のメールソフトとしては、デフォルトにしています。
しかし、メールソフトとしては良く出来ていますが、さすがに時代物、HTML形式に対応していないため、最近では、本文に文字データが一切無い、白紙メールが多く届くようになりました。

インターネット経由のメールは、"TEXT形式" で送受するのが約束だったはずですが、いつの間にかOutlookが、デフォルトで"HTML形式"のメールを生成しているらしく、白紙メールが多くなりました。

ルールでは「TEXT形式だ」っと言っても、近頃は送る側にその認識が全く無く?、また、デフォルトが"HTML形式"に設定されている事も知らない人に、クレームを付けても改善は期待出来ません。

残念ながら、マイノリティーとしては泣く泣く黙って引き下がるしかありません。もっとも、Mac OSXに添付のメールソフト「mail」では、何でもOKですから、「Eudora」で読めなければ、別のマックにインストールされた「mail」を使って、少々手間ですが読んでいます。

心配な今後ですが、開発元のクアルコムは、Mozilla Foundationが開発する「Thunderbird」の技術をベースに次期バージョンを開発すると表明していて今年9月にベータバージョン(8.0.0b1)を公開しました。これにより、かつての定番メールソフト「Eudora」はオープンソース化され、Mac OSX(10.2)以上、Windows環境ではXPの使用が推奨されるようで、少々安堵しています。

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