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2007年8月21日火曜日

テレビの街頭インタビューの場所として定番の新橋駅前SL広場は

久々、用事があり新橋へ出掛けました。駅前のニュー新橋ビルを出ると、そこはSL広場。JR新橋駅に停車する京浜東北線北行の車両からも広場全体が見下ろせます。


日本に鉄道が生まれて百年を記念し、SLがここに置かれたのは1972年のこと、また、新橋駅は開業時の始発駅。

ここに屋外展示されたC11型のSLは、終戦後から製造された、当時の国鉄を代表する蒸気機関車でした。
そのSLが姿を消した今でも、ビッグなメカとして、ここを訪れる鉄道マニアも多くいるようです。

このSL広場が今年、約三十年ぶりにリニューアルされ、新しい広場のモットーは、管理者の港区によると「人と環境に優しい広場」だとか。

かつて広場内にあった段差を一掃し、誰でも自由に行き来できるようになりました。また、保水性ブロックで路面を全て被い、広場の下には雨水貯水槽を設け雨水を溜め、必要に応じてブロックへ給水し打ち水効果を促進しています。しかし、その代わりに、永きに渡り広場の中央で水を放っていた噴水が無くなり、オジさん達の待ち合わせ場所が失われてしまいました。
  

オジさん達の待ち合わせ場所だった円形の噴水の周囲は、テレビの街頭インタビュー場所の「定番」としても頻繁に登場し、テレビ番組を通してここの雰囲気をご存じの方も多いと思います。

今は、待ち合わせの目印を失い、所在なくSL広場のアチコチで立ち続けるオジさん達を多く見ました。

それでも日が傾き、ビルの影がSL広場を暗くする頃になって、来ました来ました、大きなビデオカメラを抱えたご一行がSL広場へやって来ました。
録音機材を肩ベルトでシッカリと抱えた人、風防マイクを付けた長いポールを持った人、それにインタビュアーなどのクルーです。

それから幾らも経たないうちに、更に二組のクルーが現れ、今日は三つのテレビ局の番組取材がここであるようです。いやいや、SL広場でのテレビの街頭インタビューはマダマダ健在だと他人事ながらホッとしました。

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