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2006年11月14日火曜日

立冬を過ぎると茜空に富士山も撮れる

立冬も過ぎて木枯らし風の風が強く吹いた日の午後、お台場のアクアシティ前から絵はがきにでも使えそう?な写真が撮れました。珍しく雲一つない晴天で、青空をバックにレインボウブリッジがひと際クッキリと見えていました。レインボウブリッジは、ほぼ東西に架かるため、お台場からは冬場の午後の日射しに陰影がきれいにつき写真写りがとても良いようです。


この日のように晴れ上がると東京都心からでも富士山が見えます。
最近は晴れて空気の澄んだ時でないと見えづらいですが、茜空に富士山の姿がビルとビルの間にクッキリと見えました。この富士山の陰に重なる様に薄墨色の稜線が見えていますが、恐らく丹沢山の稜線ではないかと思われます。

十年くらい前まではここに影となって見えているビルの殆どが建っていなかったので、富士山や丹沢山系の山々の稜線がパノラマの如く見えていた時代がありました。今はご覧のようなビル建設ラッシュで、お台場でもデックスの前からやっとこの程度に見えています。

富士山は東京から西南西方向に位置しているため、夕日の中での撮影はなかなか困難です。
特に日の入り寸前は太陽が同じ方向へ移動するため、カメラにまともに太陽光が射し撮影不能になります。この時はたまたま、天王洲アイルにあるJALビルの右上角にほんの一分間くらい隠れ、日食の様な現象が発生、周囲が一瞬暗くなり、夕焼け空にクッキリと富士山の姿を撮ることが出来ました。


中央右にある上に飛び出している陰影は、アクアシティの前にある自由の女神像の右腕から上のトーチの部分です。

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