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2006年9月7日木曜日

「世界の巨大恐竜博2006」へ行ってきました その3 (最終)

“生命と環境−進化のふしぎ”をテーマに千葉県幕張メッセで開催された「世界の巨大恐竜博2006」へ行ってきました。この恐竜博のみどころを主催者の資料から引用し紹介しておきます。

恐竜博のチケットとパンフレット

ゾーン1 プロローグ
146億年という時間の流れの中で変わっていく地球の姿とともに、繁栄を極めた様々な生命と遭遇するゾーンです。先カンブリア時代の藍藻類から、古生代の三葉虫、昆虫、魚類、中生代の爬虫類、恐竜、翼竜、単弓類、鳥類、新生代の哺乳類、そして我々人類までの進化の主役たちの化石や標本を、地球生命カレンダーとともに紹介します。

ゾーン2 小さな体から大きな体へ
古生代ペルム紀末の生物の大量絶滅を経て、三畳紀に恐竜と哺乳類が地球上に誕生します。このゾーンでは、恐竜の黎明期とも言える三畳紀にスポットを当て、恐竜と哺乳類の起源を探ります。恐竜以前の生態系の支配者であった大型爬虫類や最も初期の恐竜として知られるエオラプトルやヘルレラサウルスを展示します。また、最古の竜脚類と言われるアンテトニトルス、古竜脚類マッソスポンディルスなどの標本を通じて竜脚類が巨大な体を持つに到る起源を紹介します。さらにプラケリアスなど単弓類と、最古の哺乳類と言われるアデロバシレウスを展示し、哺乳類の起源も探ります。

ゾーン3 モリソン層の生き物たち
恐竜山脈が出現
恐竜が最も巨大化した後期ジュラ紀(1億6120万年前〜1億4550万年前)を代表する世界最大級の竜脚類スーパーサウルスや、ディプロドクス、カマラサウルスなど、北米のモリソン層から発見された巨大竜脚類の繁栄の軌跡をたどります。モリソン層と同時期のポルトガルの地層から発見されたカマラサウルスと近縁のロウリンハサウルスも展示します。後期ジュラ紀の北米とヨーロッパではよく似た種類の恐竜が繁栄していた可能性をうかがわせます。あわせて、竜脚類巨大化の起源とも言われる東アジアで生息していた恐竜マメンキサウルス、シュノサウルスなども展示、大型の復元骨格が林立する“恐竜山脈”が出現します。また、植物食恐竜を捕食していたアロサウルスやケラトサウルスなどの肉食恐竜も登場し、大型化していく獣脚類の姿を紹介します。

ゾーン4 熱河生物群
多彩な生物たちの進化の姿を明らかにするゾーンです。中国東北地区の遼寧省を中心に分布する前期白亜紀の熱河層群から発見された.日本初公開の羽毛恐竜イシャノサウルス、シヌソナススをはじめ、その他の恐竜や爬虫類、魚類、注目の大型哺乳類レペノマムス、有盤類の先祖エオマイアなどの最新の研究成果である化石を紹介し、多様性に富んだ「熱河生物群」をクローズアップします。

ゾーン5 放散の時代
このゾーンでは、同類の生物が様々な環境に適応して、分化していくことを示す「放散」をテーマに、白亜紀の恐竜たちの進化を検証します。竜脚類のティタノサウルス類では、内モンゴルのオトゴサウルス、ソニドサウルス、北米のアラモサウルスほかを展示。ティランノサウルスの仲間の獣脚類では、内モンゴルのアレクトロサウルス、北米のティランノサウルス、ゴルゴサウルスを紹介します。角竜類は内モンゴルのマグニロストリス、北米のトリケラトプス、ズニケラトプスなどを比較させる展示を実施します。現在のシベリアとアラスカをつないでいた「ベーリング陸橋」をわたって、恐竜たちが現在のアジアと北アメリカを行き来していた可能性を探ります。








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